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布ナプキンのすすめ

03-19,2013

月経は女性の身体にとって、自分のことを知る為、または「気付き」の機会でもあります。

生理痛は嫌なもの、できれば無ければ良いのに・・・と思う方もいるでしょう。

しかし、生理痛があるということは、何かのサインです。
子宮の問題、冷えの問題、ホルモンのバランス・・・
本来、月経時に痛みは起きないものです。

生理痛がある時と無い時の、月経血の状態に違いがあるかご自身で気が付いていますか?

月経血はその時の身体の状態に合わせて、臭い、色、粘着度、量が変化します。

紙ナプキンの原料は紙ではなく、石油です。(紙おむつも同様)
膣に直接触れる部分ですので、膣を通して子宮を冷やしてしまいます。
天然素材の綿(布)ナプキンに変えれば、身体を冷やすことはありません。

ここで、言いたいのは布ナプキンに変えれば、身体の調子がよくなるとか、冷えが取れるということではありません。
布ナプキンを使うと、それを手洗いすることで、自分の月経血の状態に意識がいくようになるのです。
布ナプキンを通じて、自分の状態に気が付きやすくなります。また、月経血コントロールがしやすくなるのです。

月経血コントロ-ルとは、自分の骨盤底筋を使って、血液の排泄をトイレで行います。本来女性が出来ることです。膣のコントロール、そして、尿漏れの防止。以前日本の女性は下着を付けずに着物を着ていました。普通にしていたことで、本来持っている機能です。月経血コントロールに関してはまた、今後書かせていただきます。

私も、産後は布ナプキンを使っています。しかし、先月外出先で用意が無かったので、紙ナプキンを使うと、骨盤底から、内臓にかけて急に冷えてきて、何枚来ても寒い。最後には何年も無かった弱い生理痛の様な身体の重さを感じました。

ロルフィングをしていると、クライアントの方から「からだが温かくなった」という声をよく聞きます。また、セッションの途中(何回目かに)ご懐妊されるクライアントの方がいらっしゃることも、他のロルファーからも耳にします。身体がゆるんだり、温まると、妊娠しやすい環境になるのかもしれません。

布ナプキンでなくても、ハンドタオルを折って使うだけでも十分です。(私はそうしてます)

ひと手間に感じるかもしれませんが、実は月に数日の機会を使って、自分の身体の内部の状態を垣間見ることが出来るのです。



イキイキした身体づくり
ロルフィング若葉 in 新宿区四谷 ・ さいたま(下高井戸・池袋)


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