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子どもと学ぶ ICDPより

07-10,2012

先日、ICDP(国際子ども成長プログラム)が日本で初めて行ったセミナーに参加してきました。

これから先、幼児や子どもへのロルフィングを広めていきたいと思っていたので、勉強になれば良いなと
ボディーワーカー目線で参加をしてきましたが、1歳半の息子が居る私には勉強になること
そして、多くの気付き、たくさんの引き出しを与えてもらいました。

セミナーは子どもの育て方を教えるのでなく、
「どのように子どもと一緒に居るか」「どうあるべきか」を共に考え、導いてくれました。
でも、終始感じたことは、これは子どもだけに言えることでなく、全ての人に対して共通している。

【To be is to be related】 一緒にいることは関係を築くこと

たくさんの発見があったので、メモ書きのように書かせていただきます。

「褒める」ことと「認める」こと。この2つはどちらが欠けていてもだめです。
「褒める」ことはより心理的。自分がなって欲しい様にコントロールして使っていることもあります。
「認める」ことは人間的。
私個人としては、認めるがベースでその上で褒めるということが出来るのだと思います。

【Yes】も【No】も持ち合わせる。
Noと言うことが出来るようになることも必要です。満足していない・・・したくない・・・、その気持ちを持つ権利があることを知ってもらう。
本当にそうだと思う。嫌だと感じること、気分がのらないこと、こういったことは自然なこと。本能が伝えてくれていること。それを顔に出す、感情的に伝えるってことは別の話。子どもがNoを伝えてきたときに、「そっか、今は○○をしたくないんだね」と子どものNoを肯定してあげたい。でも、子どもの言うがままに生活は出来ないので、そんな時は「でもね、お母さんはこうして欲しいんだ」など交渉をすることでリードをしていく。
息子に注意を促す時、「それはしない!」と言ってしまいがちですが「今は、遊びたいの?でもね、食事の時間だから、みんなで食事をしてから、後で遊ぼうね。」とまず相手の様子(要望)を言葉にしてからだと、自然と怒らずに、こちらの要望を伝えられるようになります。まずは相手を観察して、相手を認めるって大事ですね。

【子どもにイニシアティブを与える】
他人(親)が自分のために行動を取り仕切る代わりに、ある制限の中で自分の考えに従うことを許されることが大切。
子どものリードに親が従うことで子どもの感情と一体になることが出来ます。だれでも共感を得たいものですよね。その共感を得ることが出来れば子どもはケアされている、認められているって感じるものだと思います。
子どもが泣いている時、無視をしていると、さらに大きな声で泣くなるけれど、一緒に泣きたくなる理由を話してその感情を認めると、比較的早く、機嫌を戻します。子どもの感情に自分もTune(チューニング)して、一緒に戻していくと、驚くほど気分を元に戻してくれます。一緒に喜怒哀楽をするだけで、理解してくれていると思っている様に感じます。

感情のコミュニケーションについての感じたことでした。
次回は理解と規制のコミュニケーションについてまとめてみたいと思います。

気付きの多い時間を頂いたことに、ICDPの講師FINNとANETTEに感謝いたします。


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イキイキした身体づくり
ロルフィング若葉 in 新宿区四谷 ・ さいたま


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